授業がうまくいかない英語科新任教員へ【パターン化しよう】
こんな方におすすめ
- 新任英語科教員で授業の組み立て方がわからない。
- 効率的なプリントの作り方がわからない。
- パフォーマンス課題をしろと言われるが、教科書をやっていると時間がない。
この記事では、中学校英語科の新任教員や授業がうまくいかずに困っている全ての先生のヒントになることをシェアしていきます。
コツは 授業はパターン化すること(中学校英語科)
[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]パターン化することで生徒にも先生にもわかりやすい授業に![/st-point]
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[st-timeline-list text=”導入” myclass=”” fontsize=”” fontweight=”bold” color=”#9E9E9E” bgcolor=”” center=””]
・あいさつ、出席確認
・基本文、新出単語、前回までの本文の音読
・1年生:月、曜日、数字、序数、色などの基本的な単語の反復練習
・2、3年生:ターゲットの文法事項を使ったスモールトーク
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[st-timeline-list text=”展開” myclass=”” fontsize=”” fontweight=”bold” color=”#9E9E9E” bgcolor=”” center=””]
・文法説明:基本文とスライドを使って、シンプルに。教科書準拠のワークを使うことで文法説明プリント作成、板書の手間が省けます。
・本文に取り組む:本文を読み、T/F、英問英答問題、本文重要事項解説、音読
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[st-timeline-list text=”まとめ” myclass=”” fontsize=”” fontweight=”bold” color=”#9E9E9E” bgcolor=”” center=””]
・宿題などの連絡
・あいさつ
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文法説明と本文は時間の関係上、1時間で難しい場合もあります。本文はT/Fと英問英答までにして、次回に本文解説をもっていくことも。
効果的なプリントが授業のパターン化を助ける
一つのUnitまたはLessonでプリントは3種類。全Unit同じ形式、同じ大きさで作成します。
[st-mybox title=”プリント” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#727272″ bordercolor=”#ff0000″ bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under” margin=”25px 0 25px 0″]
- 基本文(A4)
- 新出単語と本文(B4裏表1枚で)
- 本文に対する問題と文法など(T/F、英問英答、並べ替え、英作文、長文問題をB4裏表1枚で)
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1.基本文
基本文は色付きの紙で印刷します。ファイルに綴じるとわかりやすく整理することができる、というメリットがあります。
イメージとしては・・・
Unit1 基本文☆何度も音読して、覚えよう!
- I am Ken Smith. 私はケン・スミスです。
- Nice to meet you. はじめまして。
- I am a member of tennis club. 私はテニス部の一員です。
こんな感じで、Unit/Lessonにつき10個の基本文を用意。授業の最初に音読、1分間個人で練習。テストにも活用します。
生徒の中には、自由英作文で基本文を自分なりにアレンジすることができるようになる子が現れますよ。
2.新出単語と本文
表に新出単語、裏に本文を1枚のプリントにします。
イメージとしては・・・
English |
Check |
Japanese |
Check |
apple(s) |
|
|
名.リンゴ |
|
|
banana(s) |
|
|
名.バナナ |
|
|
fish(単複同形) |
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|
名.魚 |
|
|
半分に折ったり、日本語や英語を隠したりすることで自学自習可能。また、グループ学習で意味のチェックができます。
本文の面には、ターゲットの文法説明、新出熟語、指示語の確認を書き込みます。誰に聞かなくても復習可能。テスト勉強対策にも!
新出単語表と本文の表の例はそれぞれをクリックしていただければと思います。(著作権の関係上、私が教科書をイメージして作った例です。)
本文に関する質問とターゲットの文法事項を使った問題
まずは本文に関するT/F、QAを各パートごとに用意。長くなってもB4サイズ、1枚で収まります。
裏面には、並べ替えや英作文、短めの長文問題を用意。長文問題は私のオリジナル。
[st-midasibox title=”プリントを1枚にするメリット” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
- プリントを1枚作るだけで、数週間分の授業準備が終わる。
- 生徒は各Unitですべきことを見通すことができる。
[/st-midasibox]
教材研究には時間がかかります。型を決めると、時間短縮になりますよ。先生にも生徒にも見通しを持つことは、とても大切です。
パフォーマンス課題を取り入れよう
授業の型を決め、プリントの型を決める。これだけでかなり先生の頭の中が整理されます。
今まで授業で時間がなかった先生もここまで整理されれば、余分な時間が生まれるはず。
私がこのやり方を取り入れた初年度に行ったパフォーマンス課題を例示しますので、ご参考ください。
[st-midasibox title=”中1パフォーマンス課題” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
- インタビューテスト5回
- プレゼンテーション2回
- ライティング5回
[/st-midasibox]
詳しい内容は、また別の記事にしたいと思います。
【追記:詳しい記事を書きました。以下を参考にしてください】
[st-card myclass=”” id=”1358″ label=”詳細” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
まとめ
コツはつかめましたか?
授業をパターン化するメリットは以下の通りです。
[st-cmemo myclass=”st-text-guide st-text-guide-point” fontawesome=”fa-check” iconcolor=”#FF8F00″ bgcolor=”#FFF8E1″ color=”#000000″ bordercolor=”#FFE082″ borderwidth=”” iconsize=”150″]
- 先生の頭が整理される
- 先生の頭が整理されるということは、生徒の頭も整理される
- パターン化は特別支援学級の生徒、グレーゾーンの生徒にも効果的
- 授業の準備がスムーズ
- 同じパターンで内容を変え、3年間を乗り切ることができる
[/st-cmemo]
実際のプリントを提示したほうがわかりやすいかとは思います。が、しかし・・・著作権もありますので、こちらにアップするのは控えます。
使用教科書はNew Horizonです。2021年の改定前のもの。改定後でも、私のものを参考にプリントは作れますよ!気になる方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
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