【教員採用試験対策にも!】児童生徒の最高の叱り方を伝授します
こんな方におすすめ
- 新任教員でそもそも叱り方がわからない
- 叱るときは感情的になってしまう
では、叱り方をご紹介していきます。事例もあげています。教員採用試験対策にもなると思いますので、ぜひご活用ください。
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児童生徒の最高の叱り方〜基本〜
まっすぐ目をみて
じーっと目を見つめてください。絶対にそらしてはいけません。「目を口ほどにものを言う。」は本当。叱っているよ!と言うことを、目で訴えましょう。
短時間で
長ったらしくお説教をしても、子どもには伝わりません。あなたの気持ちが晴れるだけで、何の解決にもなりません。とにかく短い時間で内容は端的に叱りましょう。
要点を抑えて
叱る時は、「今どんなことで叱られてるか。」を明確にする必要があります。
こちらも叱っていると・・・「この前もこんなことあったよなー。」と、過去の話を持ち出し、どんどん話がこじれたり、長くなったりしがちです。
これはできるだけ避けましょう。叱られている側もだんだんと何で叱られているかわからなくなります。
児童生徒の最高の叱り方〜愛情が不可欠〜
基本の叱り方はマスターできましたか?それでは、より効果的に叱る方法をご紹介します。
あなたのことが大切だから叱っている
と言うことを言葉と態度で示してください。叱られると嫌な気持ちにお互いなりますよね?嫌だから叱っているのでしょうか。
答えはNO!
自分の目の前の子を愛しているが故に叱っているんです。それなら、その気持ちを思い切り相手にぶつけましょう。
次に事例でご紹介。
事例を紹介します
底抜けに明るいのに落ち着きのない子
以前、担任を持った子の話です。クラスのムードメーカーで、誰とでも話ができ、明るいのですが、落ち着きがない。たまに余計な一言を発します。
そんな時、私はまっすぐその子の目を見てこう言いました。
「私の大好きなあなたの明るい性格はどんな時に使うの?人を嫌な気持ちにさせるため?」
と、言うとシュンとして、反省モード。
あまり関係ができていな子を叱った時
ティームティーチング(TT)をして、T2になった時、自分が授業をするよりも生徒の行動に目がいきませんか?私は、ついつい口うるさく注意してしまいます。
T2はサブなので、普段関係性が薄い学級に入ることもけっこうあります。
関係ができていなのに叱るって難しいですよね。
「あなたが中学生(小学生)として、立派になって欲しいから注意している。」「あなたはこの学校にとって大切な生徒(児童)だよ。」
と、伝えると興奮していた子も落ち着きますよ。
感情的になってしまう時は?
大前提ですが、生徒は人の子です。私たちは親ではありません。子どもに教育を施すプロとしての自覚を持ちましょう。
プロとして、それぞれの学齢の子どもがどんな人になってほしいかを考えてください。
それを考えれば、自ずと感情的になることが少なくなります。
とはいえ、教師も人間です。子どもを思うあまり、感情的になることもしばしば。自分のボルテージが上がってきたと感じたら、一息つくようにしましょう。
教員採用試験面接対策
◆児童生徒を叱る時、どんなことに気をつけますか◆
叱る時のポイントは大きく3つあると考えています。
一つめは、しっかりと相手の目を見ることです。そうすることで、よりこちらの気持ちが伝わり、叱っている内容が生徒に響くと思います。
二つめは、どうして叱っているかを明確にすることです。だらだらと「あなたこの前も似たようなことあったね。また?」なんて言うと、今何で叱られているかわからないと思いますので、叱る時は端的にをこころがけたいです。
最後は愛情を込めることです。「あなたのことを思って叱っている。」と、伝わるような関係づくりを普段から実践しすることが大事だと思います。
まとめ
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- まっすぐ目を見て
- 短時間で
- 要点を抑えて
- 今、叱られている内容を明確に(前のことをなるべく持ち出さず)
- 愛情たっぷりに
- 「あなたのことが大切」「大好き」を前面に
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たとえ、相手が中学生であってもストレートな表現は人の心に響きます。
特に日本の子どもはストレートな表現に慣れていないので、彼らの心を掴むにはわかりやすくストレートに伝えるのが一番。愛情をもって叱った子ほど、信頼関係が築けますよ!
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