【教員採用試験対策】面接で部活動に関する質問〜帰宅部でも一発合格〜

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[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#FFC107″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]この記事でわかること[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#FFC107″ bgcolor=”#FFFDE7″ color=”#000000″ iconsize=”200″]
  • そもそも部活動って?部活動の位置付け
  • 近年の部活動を取り巻く議論やあり方
  • 採用試験で部活動に関する質問をされたときの対策
[/st-cmemo] 質問の解答例も載せています。 [st-card myclass=”” id=”745″ label=”あわせて読みたい” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]

部活動の位置付け

[st-kaiwa4]部活動は教員の義務ですか?絶対に全員が顧問を持たないといけないんですか?[/st-kaiwa4] [st-kaiwa3 r]答えはYesであり、Noでもありますね。[/st-kaiwa3] 文部科学省によると部活動は次のように定義されています。
中学校における部活動については、教育課程外の活動であるものの、学校教育活動の一環として中学校教育において大きな意義や役割を果たしていると言えます。中学校学習指導要領では、本年1月の中央教育審議会答申においてこれら部活動が「中学校教育において果たしてきた意義や役割を踏まえ、教育課程に関連する事項として、学習指導要領に記述することが必要」と指摘されたことを受け、部活動の意義や留意点、配慮事項等を規定したものです。

(参照:文部科学省「生きる力」Q&Aより

わかりやすい表現があったので、上記のページを参考にしました。 上にもあるように、部活動は教育課程外です。つまり、生徒たちは部活動を絶対にしないといけない訳ではありません。もちろん、教員も顧問をしなければいけないということはありません。 しかし、日本の文化に深く根付いた部活動。教員が部活動の顧問をするのは、暗黙の了解と言えばいいのでしょうか・・・仕事ではないけれど、仕事なんですよね。

部活動に関する新たな動き

ブラック部活

ここ数年、教育界では「ブラック部活」という言葉が流行りました。 ブラック部活を提唱した第一人者は、名古屋大学の吉田良氏ではないでしょうか。本を出したり、NHKのクローズアップ現代などのテレビ番組に出たり、メディアの露出も多い方です。 部活動は生徒が成長できる場であるのは事実です。勉強が苦手でも、部活動を真剣に取り組み、進学に繋げる生徒もいます。 一方で、部活動につぶされ、苦しむ生徒がいることも事実。 教員も同じです。朝練・放課後練習に加え、土日の試合。休みはお盆とお正月の数日しかないなんていう人はザラ。こんな時代が戦後から今まで続いてきました。 部活動に命をかけている先生もいます。自分自身が部活動に育てられ、部活動指導がしたいから先生になった方もいます。 しかし、部活動に身を投じ、家庭が壊れた先生もたくさんいます。部活動離婚なんて言葉もあるんですよ。 [st-mybox title=”部活動に関するニュース” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] [/st-mybox] 部活動に起因する生徒の自殺や、顧問による体罰が大きな問題になりました。それが追い風となり、日本全国の部活動のあり方が見直されつつあります。

部活動に関するガイドライン

各省庁が部活動に関するガイドラインを策定しています、詳しくは↓でご確認ください。 [st-cmemo fontawesome=”fa-external-link” iconcolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” color=”#757575″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””] [/st-cmemo] これらを受けて、各自治体ではそれぞれのガイドラインが策定されています。念のために確認しておくといいかもしれません。

面接で部活動のことを聞かれたら?

面接は部活動の議論をする場ではない

採用試験の面接では、部活動について聞かれることもまだまだ多いかと思います。 面接に部活動に関する質問が出ても部活動に賛成か、反対かを議論する場ではない。ということを念頭に置いてください。 ブラック部活という言葉も浸透し、これまでより現場では、部活に対する意見を言いやすと思うかもしれません。 でも、自分の考えを話すのは慎重に!慎重に! 部活動に対する考えは人それぞれ。あなたはあなたの意見をもってください。でも、それは面接では胸に秘めましょう。

面接で、経験のない部活動の顧問はできるかと聞かれたら?

[st-kaiwa1]大きな声でできると言いましょう![/st-kaiwa1] できる!と、言いましょう。それも自信満々に!回答例をご覧ください。
◆経験のない部活動の顧問はできますか◆ はい。やらせていただきます。私自身は、中学時代に◯◯部に所属しておりました。△△は未経験ですが、他の顧問の先生に聞いたり、自分でルールを調べたり、できることはたくさんあると思います。 部活動は、競技そのものの指導も大切です。また、上下関係や礼儀を教える場でもあると考えています。◯◯部で培った礼儀の大切さを△△部の顧問でも伝えることは可能です。誠意をもって、生徒たちの指導をしていきたいと思います。
部活動に対するあなたの意見がどうであれ、あなたが目指すべきものは「採用試験合格」です。あなたの意見は、合格して、配属された学校で議論してください。 面接では、議論せずに無難にできると答えましょう。

部活動未経験者はどうすれば?

[st-kaiwa4]先生になりたいって人で、こんな人いるの?[/st-kaiwa4] [st-kaiwa1 r]ここにいるよ!私は部活になじめなくて、中学時代は帰宅部。高校でも大学でも部活もサークルもしてないよ![/st-kaiwa1] こんな私でも、一発合格できました! おそらく(調べたわけではないのでわかりませんが・・・)、エントリーシートや志望動機に部活動のことを書いていない人に「中高時代に打ち込んだ部活動について教えてください」や「あなたが部活動で学んだことは?」というような部活動ありきの質問はないと予想します。 それでも心配ですよね!?そんな時のために、自分が中高時代(特に中学)に部活動以外に放課後に打ち込んだことをまとめておきましょう。 また、そこから何を学んだか。その後の人生で何に役立ったかまであるとより良いでしょう。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]中学時代の私[/st-minihukidashi]
[st-cmemo fontawesome=”fa-hand-o-right” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]
  • 英会話教室に週2回通った→大学時代の交換留学に繋がった
  • NHKの語学講座で自主勉強していた→第3言語に興味をもつことができた
  • 琴を習っていた→英語×日本文化は自分の強みになると思って始めた
[/st-cmemo] 幼いきょうだいの面倒を見ていた。学校の部活動にない競技の習い事していた。クラブチームに入っていた。 部活動が嫌だったから。 ではなく、部活動をしていなかったポジティブな理由を何か用意しておきましょう。嘘はダメですよ!

まとめ

部活動そのものや、部活動を取り巻く近年の動きについてまとめました。 プレーヤーファーストが叫ばれる今、部活動に対しての正しい知識を身につけて、採用試験に挑むのは大事なことです! 部活動に対しての自分自身の意見をもつことは重要です。実際に採用されたら、自分はどのように部活動と向き合いたいかを考えておきましょう。 でも、面接ではそれは胸に秘めてくださいね。 他にも面接に関する記事をいくつか書いています。よろしければ、ご一読ください。 [st-midasibox title=”関連記事” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”] [/st-midasibox]]]>

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