保護犬を飼おう！〜里親でした！オススメします〜

2020年8月10日

悩む人

犬を飼いたいんだけど、保護犬ってどうなの？！

うちは保護犬（雑種）を飼ってたよ。家族同然ですっごく大切にされてたよ！

私が中学1年生の時に、保健所主催の保護犬譲渡会で両親が犬をもらってきました。

生後1ヶ月強の真っ黒な犬。すごくかわいい子で、学校から帰って初めて出会った時のことを今でも鮮明に覚えています。

かわいすぎて、今すぐにハグしたい！

その子が13才目前で亡くなるまで、私たちはきょうだいのように育てられました。ペットというよりも家族の一員。

今、ペットを飼おうと迷っている人は、保護犬も視野に入れてみては？その理由を解説します。

保護犬のことを知ろう

そもそも保護犬とは？

保護犬とは、飼い主が何らかの理由で飼えなくなった場合。飼い犬が産んだ子犬が飼えない場合。老犬で世話ができなくなった場合。迷子の犬。など、様々な理由で飼育されなくなった犬を指します。

環境省自然事務局　総務課　動物愛護管理質の報告（2018年）によると、

全国で保護された犬が35,535匹、そのうち飼い主に返還されたり里親が見つかったのが28,032匹。殺処分されたのは、7,687匹。

こちらをクリックしてもらえれば、だんだんと減ってきていることは確認できますが、依然おおくの命が奪われています。

保護犬はどこでもらえるの？

保護犬に興味を持たれた方は、「お住いの自治体　保護犬　譲渡会」などで検索されると、情報を得ることができます。お住いの地域が保護犬団体からあまりにも遠いと、犬の引き渡しができない場合がありますので、しっかりと確認しましょう。

保護犬が欲しい方は↓をクリック（一例です）

我が家に保護犬がやってきた

当時、我が家は庭がネコに荒らされるということが何年も続いていました。数々の対策もダメで、荒れてゆく庭を見て、両親が

「よし！犬を飼おう！」

と、言い出したんです。庭で犬を飼って、猫を追い払う作戦。

でも、これ大義名分なだけで・・・今となっては単純に犬のいる生活がしたかっただけにも思うんですよね。と言うのも、両親はどちらも子どもの時に犬を飼っていて、犬が大好き。

父は仕事まで休んで、保護犬譲渡会に行きました。

1回目はいい出会いなく、2回目で出会ったのが、ぼーちゃんです。

愛想がいい子ではなく、人が寄り付かなかったのに母を見た瞬間に寄ってきたのが、ぼーちゃんに決めた理由。

庭で飼う予定でしたが、ぼーちゃんのあまりのかわいさにすぐに室内犬になりました！

保護犬を飼うメリット

ネッカーしててもこの可愛さは罪！

保護犬であろうが、ペットショップの犬であろうが、大切な命。大切な家族の一員であることに違いはありません。

保護犬を飼っていた私が考えるメリットをご紹介します。ちなみにぼーちゃんは、自治体が主催する譲渡会ということもあってか、無料で引き取ることができました。

成長が未知数

ぼーちゃんは雑種。どんな犬種とのミックスかも全くわかりません。なので、どんな風に成長するか一切わからないんです。我が家はどんなふうに成長するのかをとても楽しみにしていました。

ぼーちゃんは、最初真っ黒でしたが、1才を迎える頃には茶色と黒が混ざった毛色に。

父は中型（大きめ）から大型の犬を希望していたので、13キロのぼーちゃんを見て、

「あんまり大きくならなかったな。」

と、たまにつぶやいていました。ちょっと残念だったのかな。

唯一無二の見た目

ぼーちゃんはおそらく何代もミックスされた雑種。ぼーちゃんに似た犬はいても、圧倒的に唯一無二の存在なんです。

もちろん、犬種があっても飼い主にしてみればどの子も唯一無二。

でもね、雑種にはそれを越えたオリジナリティーがあるんです！

もし、また犬を飼うことになれば、絶対に雑種を希望します。

命を救うことができる

非常に悲しく残念ですが、毎年いくつもの動物の命が失われています。

失われる命を救うことができるのが、保護犬の里親最大の魅力。

我が家は、母が「ぼーちゃん、殺されてたかも。うちに来てくれてありがとう。こんなかわいい子と出会えて幸せ。」というのが、口癖でした。

それを聞いて育ったので、救われる命の尊さをリアルに感じることができましたよ。

保護犬のデメリット

保護犬を迎える、唯一にして最大のデメリットは

どんな大きさに成長するかわからない。

これに尽きると思います。マンションにお住まいで、犬が中型〜大型に成長すると、やっぱり困りますよね。これだけは、ご自身の住環境と要相談。

保護犬団体によっては、一代ミックスの雑種で大きさがだいたいわかる犬がいます。また、犬種がはっきりした保護犬もいますので、ご興味ある方は、一度お近くの保護犬団体までお問い合わせください。

ジモティーの掲示板はわりと犬種がハッキリしている犬が多い印象でしたよ。

まとめ

ぼーちゃんが亡くなってから10年が経ちました。

我が家のリビングには、ぼーちゃんの写真が何枚も飾られています。母のスマホの待ち受けはもちろん、ぼーちゃん。家族と今でもぼーちゃんの話をします。

生きている時は、常に家族の中心。家族全員に愛される子でした。こんなに愛された犬だったので、亡くなった時は、友人が数名会いにきてくれるほど。

保護犬界でもっとも愛され、大切にされた犬の一匹でしょう。

保護犬をすすめるポイント

雑種の場合は、雑種特有のかわいさに癒される。
無料で犬をもらうことができる。
「命を大切にする」ということを身近に感じることができる。

犬だけではなく、猫を引き取ることもできますよ！

この記事を書いた人
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さわ田

アラサーオーストラリア留学。その時に出会った夫と遠距離恋愛（日⇆豪）を経て、結婚しました。アラフォー子なし夫婦の日常。自由を愛する夫を愛しています♡