オーストラリアでTESOL留学を考えるなら、ウーロンゴン大学が超オススメ!
TESOLとは、Teaching English to Speakers to Other Languages(英語を母国語としない人のための英語教授法)の略。
TESOLには、Certificate、Diploma、Masterなどの種類があります。
コースの概要はウーロンゴン大学のHP(日本語版)にも記載されていますが、わたしがウーロンゴン大学で取得したMaster of Education, TESOLについて、体験談を交えてご紹介します。
ウーロンゴン大学はこんな人に向いています。
おすすめポイント
- 短い期間(1年)で修士号を取得したい。
- IELTSの点数が6.5に達しているが、バンドスコア6.0が一度の試験でクリアできない。
- 親身になってくれる教授のもとで、質の高い教育を受けたい。
- 修士取得後は日本に戻って、日本で教員として働きたい。
- TESOLには教育にフォーカスしたものと、言語学にフォーカスしたものがある。
- Master of Educationは、教員免許を取得するコースではない。教員免許が取れるのはTeachingコース。
もくじ
1年間で修士号取得が可能
通常、オーストラリアの修士課程は1.5〜2年。
しかし、ウーロンゴン大学では、3年間の教員経験を単位として認められる制度があります。
これはかなりオイシイですよね。
この制度を使うと、最後の学期に行われる語学学校等での実習が免除されます。
わたしは10年ほどの教員経験があり、難なくOK!1年コースを選択しました。
金銭面で心配があったので、大助かり!!
多くのクラスメイトが中高での教員経験によって、1年コースが認められいました。
しかし!!大学を卒業したばかりのクラスメイトも1年コースが認められていたんです。
なんで?
それは・・・大学時代の塾や家庭教師の経験
いいみたいです。もし、1年コースを希望されるなら、一度事務局にご自身の経歴をご相談されるといいと思います。
オンライン授業と組み合わせると、現地での履修は半年でも可。
詳しくは、ウーロンゴン大学HPまで。
私学の先生は休職しにくい方も多いので、この制度は魅力的ではないでしょうか。
IELTSが柔軟
オーストラリア留学、最初の壁はIELTS。
ウーロンゴン大学のTESOLはオーバーオール6.5(バンドスコア6.0)が入学基準。お恥ずかしながら、わたしは一度の試験でこれをクリアすることができませんでした。
Listening | Reading | Writing | Speaking | Overall |
6.5 | 5.5 | 6.0 | 7.0 | 6.5 |
7.0 | 6.5 | 6.0 | 5.5 | 6.5 |
ウーロンゴン大学では、こんな風に一度の試験でオーバーオール6.5に達していない人にも望みが!
二つ以上の試験でオーバーオール6.5に達していれば、二つの試験を入学審査でみてくれます。
オーストラリア留学フェアでいくつかの大学に話を聞きました。
でも・・・こんな寛大な学校はウーロンゴンくらいでしたよ。
この大学って人集めに必死!?
なんてことが頭によぎったあなた!それは間違いです。ウーロンゴン大学のことが気になってきたら、次の項目も読んでくださいね。
教授陣が素晴らしい
ウーロンゴン大学のTESOLにはメインで4人の先生が在籍しています。
そのうちの3人はなんと、日本で教えた経験があり、日本人学生への理解が大変深いです。
異国の地で、膨大な量の課題をこなす時に、先生方が心の支えでした。
困った時は親身になってくれる
大学院の教授とは思えないほどフレンドリーな先生方に、初めての授業ですぐに緊張が解けました。
偉そうにする素振りは一切なし。
1つの授業は3時間と、長いけれど、いつも楽しく有意義な時間にでしたよ。
課題の方向性が合っているのか不安な時は、メールやoffice hourに先生に会いに行き、これでもかというほど確認しました。
いつも歓迎してくださり、疑問を丁寧に解説してくださいました。
日本の教育現場のことをわかっている
TESOLで出てくる理論や、ICT機器を駆使した教材や宿題などは日本の教育現場に馴染まないものもあります。
特にデジタル教材は、一部の私立中高や大学でしか取り入れるのが難しいものが多い・・・。(コロナ以後変わっていきましたが)
ということにも、耳を傾けてくれます。
学習したことを、日本の現状で日本の先生ができることで考えようといつも励ましてくれます。
一方的な授業ではなく、各国の生徒の状況を知ろう、わかろうとしてくれる姿勢が素敵ですよね。
ぜひ先生方の温かみを感じて、実りあるTESOL留学にしてほしいものです。
卒業後は日本で活躍したい
この記事の序盤にも書きましたが、Master of Education, TESOLは教員免許を取得する課程ではありません。
また、1年コースを選んだ場合、オーストラリアでの卒業生(就労可能)ビザも出ません。
修士取得後は日本に帰って、活躍する方が多いです。修士を取ると、小中高で勤務した場合、だいたい給料が月2〜3万円UP!!
大阪府公立中学校の例を見てみましょう。
初任給は、2019 年(平成 31 年)4 月 1 日採用者で、大学卒業者が月額約 238,000 円、短期大学卒業者が月額 約 212,000 円、修士課程修了者が月額約 265,000 円です。
(出典:大阪府教育委員会)
月給が上がるということは、ボーナスの金額も上がります。
大学院の学費は決して安くはありませんが、投資としては悪くないのではないでしょうか。
公立では、海外の修士号を持った教員はまだまだ少ないです。
採用試験で大きなアピールになりますよ。
月給が上がるということは、ボーナスの金額も上がります。
私学の場合は、オーストラリア国内にいながら、web面接をしてくれるところもあるようです。
実際にクラスメイトのお兄さんが、この方法で帰国後の就職先をゲットしていました。もちろん、私学も修士があれば、給料UP!!
要チェック
ここに登録し、お住いの地域を入力すると、求人の案内がバンバン来ます!
おさらい
オーストラリア全土、どこの大学にもTESOL課程はあります。
徹底的にリサーチし、ウーロンゴン大学に入学しました。TESOLを目指す全ての人にオススメができる良い学校です!!
- 1年で修士が取りたい
- IELTSが一度の試験でクリアできない
- 教授陣が素晴らしい
- 卒業後は日本で活躍したい
こんな人は、にウーロンゴン大学をチェックしてみてください。
良い留学生活になることを願っています!!
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さわ田
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