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教職

【教員採用試験対策】短期間で一発合格するまで

教員採用試験の準備期間2.5ヵ月でも合格しましたよ!

教員採用試験の準備に期間は関係ないと、身をもって体験しました。勉強は質、面接はコツと戦略で乗り切りましょう。

当時の私のスペック

  • 免許:中高外国語一種免許(英語)
  • 教育実習:高校で3週間
  • 講師歴:3年目(私立)
  • 指導した校種:小中高(小学校は英語専科)

教員採用試験まで時間がなく悩んでいる方にも、これまで勉強に励んで来られた方にも、この体験記を読んでもらえれば嬉しいです。

もくじ

大学時代

4年制の外国語学部に入学。将来は教師もいいな。なんて、ふんわり考えていて、迷いなく教職課程を履修。正直、めんどくさいこともありました。でも、手に職をつけたいという気持ちが大きく、教職課程をやめたいと思ったことは一度もありませんでした。

2年生のころ、大学に教職センターというものが登場!ここに来た教授陣が素晴らしく、教職の授業そのものはだんだん面白くなってきました。

でも、教員採用試験に合格したい!!なんていう熱い気持ちはゼロ

私はとにかくこの大学の売り、交換留学を目標に大学生活を送っていました。

教育実習

無事に留学ができました。帰国後はすぐに教育実習。

母校の高校で、3週間お世話になりました。指導教官は、私が最も憧れる女性の一人。高校時代に担任でもないのに毎日毎日、私の受験勉強をみてくれた先生。

先生のクラスで、英語の指導はもちろん、掃除、ホームルームなど何でも体験させていただきました。期間中には、体育祭も。

体育祭の準備も生徒に混じって、一緒にするなかで生徒と話す機会も増えていきました。

実習の最後には2つのクラスから色紙や手紙をもらいました。生徒たちは今でもFacebookで繋がってるんですよ!

手紙の中に「先生が最後まで私の話を聞いてくれて嬉しかった。」というものが。これがきっかけで、教職の道に進んだ気がします。

私立で講師になる

教育実習で生徒と心を通わせるも、まだ生涯を教育に捧げる準備はできていませんでした。実習後の学生生活は聴講でゼミに入れてもらったり、当時の彼氏を追いかけたり、非常に忙しかったです。就活はほぼなし。

講師登録すればええわ〜。

本当にのん気でした。3月のある日、大学の教授にご紹介いただいて、私立での講師が決まりました。常勤講師で高校2年生の副担に。社会人1年目で不慣れなことばかりで、1年は瞬く間に過ぎました。

午前7時に出勤して、午後7時に退勤。手取り16.5万円

こんな薄給なうえ、組合と学校がもめていたのか・・・初めてのボーナスは遅れて支給されました。

私立は、自分と合えばかなり働きがいがあると思います。でも、専任で合わなくて辞めていかれる方もいましたよ。

留学したいという思いもあり、2年目は非常勤講師に。会議から解放されるのはいいのですが、非常勤はコマ×給料。3月ギリギリまで、自分が4月からいくら稼げるかわかりません。

3年目も非常勤講師。留学は諸般の事情で、見送ることに。留学しないなら、フルタイムの職に就きたい。と思うようになりました。

教員採用試験に応募

3年目のゴールデンウィーク、大学時代からお世話になってた教職の教授と会うことに。そこで、自分の悩みを打ち明けました。

せっかく紹介していただいた学校で働いているけれど、非常勤は不安定です。今後の身の振り方を迷っています。

教授は「じゃー教員採用試験受けてみれば?大学で対策講座もあるし、卒業生でも来ていいよ。」

公立で働くことはあまり考えていませんでしたが、数日考えて、採用試験を受けることを決めました。

決めるのがあまりにも遅過ぎ、郵送では願書が届かない!直接、自治体の教育委員会まで願書を持っていったことは今でもよく覚えています。

受験勉強

教員採用試験を受けるからには、絶対に一発合格を胸に受験勉強が始まりました。

当時の生活

  • 非常勤講師で週18コマ授業をする
  • 平日2日、午後から8時ごろまで英会話教室のアシスタント
  • アシスタントのない日は、授業が終わって大学で教職講座を受講
  • 土曜日午前:私立なので授業がある 午後:大学で面接練習など
  • 日曜日は教職仲間と集まって、面接練習など

教職教養は完全に忘れていました。でも、ポイントを絞って勉強することで、効率よく知識を身につけることができました。

一般教養も英語以外はチンプンカンプン。理数が苦手。過去問を何度も何度も解きました。試験はマルティプルチョイスだったので、まだ解きやすかったかもしれません。

教職の教授、A先生から「迷ったら、2番。他の番号は塗るな。」と、アドバイス。わからないものは捨てて、確実に取れるものに全力で取り組みました。

面接は何度も何度も何度も練習することで、コツをつかむことに成功。詳しいことはこの記事をお読みください。

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ゴールデンウィーク明けから、こんな生活を送っていました。7月中旬にグループ面接。7月下旬に筆記試験一次。これらをパス。二次の専門試験にも合格し、秋には正式な教員採用試験合格を手にしました。

まとめ

合格までザックリ

5月上旬、教員採用試験受験の意思を固める

7月中旬、一次グループ面接

7月下旬、一次筆記試験

8月中旬、二次試験(専門)

9月上旬、二次個人面接

教員採用試験合格の要は一次試験を突破すること。そこまで2.5ヶ月しかなった私でも、合格を手にすることができました。非常勤講師と英会話でアシスタントを週6でしながら、時間を作りました。

時間は自分で作るもの。健闘を祈っています。

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さわ田

アラサーオーストラリア留学。その時に出会った夫と遠距離恋愛(日⇆豪)を経て、結婚しました。アラフォー子なし夫婦の日常。自由を愛する夫を愛しています♡

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